元カノ序章


恋人や配偶者の元恋人から嫌がらせされた、という話は決して珍しくありませんよね。
実は私も夫の元カノから6年半に渡る嫌がらせを受けていました。

その行為が執拗で大変不快だったため、世の中にはとんでもない人が本当に存在するという注意喚起として彼女の行動を紹介することにしました。
楽しい話ではありません。記事は憤怒の感情に任せて書いているため不快に感じる可能性もあります。全く問題ない!という方のみご覧ください。

今回は当の元カノについてと、私の夫と彼女との出会いの話(前編)。
無駄に長いですが、彼女の話をじっくり紹介したいのでご容赦いただけると幸いです。


はじめに

この騒動は、元カノ、私、私の夫以外にも

元カノの元旦那様とその新しい奥様・お子様
元カノの妹・母親・叔父・友人・会社の先輩
私の夫の同僚・友人・家族
私の友人
日本の警察

を巻き込む騒動となりました。

6年半にも渡った嫌がらせは恐らくやっと終わりました。※半年以上連絡がないので終わったものと判断。
愛と憎しみは紙一重とはよく言ったもので、彼女の執念は凄まじく、熱烈に憎まれて(愛されて)しまいました。

最初の数年間は嫌がらせにより疲労困憊で、元カノのことで夫と口論になったり一方的に夫を責めてしまうことが度々ありお互い疲れていました。それでも徐々に元カノの行動を楽しめるようになり、後半は彼女から連絡が来る度に「また変なの来た!(笑)」と笑い飛ばせる程に成長しました。

嫌がらせが始まって以降、私と夫から彼女に対して何かしたことは一切ありません。嫌がらせなんて以ての外。嫌がらせが始まる前も私は何もしていませんし、彼女と面識すらありません。


本記事以降の情報は、関係者の身バレと個人情報流出を防ぐため一部フェイクを入れていきます。(私は散々個人情報を元カノに流されましたけど 怒)
起こったことや元カノの人となりに関しては単なる私の憶測等ではなく、彼女自身の発言と関係者から実際に伺った話です。

元カノについて

それではまず肝心な元カノの情報をご紹介します。

・性別:女性
・国籍:日本(日本生まれ日本育ち)
・出身地:大阪府
・現住所:カナダの田舎町(カナダに移住)
・家族構成:両親、妹、韓国人の夫
・結婚歴:日本人男性と結婚歴あり。カナダ移住後に韓国人男性と再婚。
・職歴
 日本ではアパレル系。
 カナダでは小売店勤務⇒彼女の夫が経営する自動車販売会社手伝い。
・性格:男性依存、浮気性、虚言癖、我儘
・趣味:刺繍、キルト作り、自撮り
・その他
 ハワイと韓国とハローキティ大好き。
 料理は全くできない。
 過去にバンクーバーグルメ紹介ブログを開設していたが後に閉鎖。
 貧乳(かなりのコンプレックスで、これも後の嫌がらせ行為の原因になる)。


家族構成についてもう少し詳しく紹介します。
両親は離婚。父親が家を出て、現在元カノの大阪の実家には母親とペットの犬が暮らすのみ。
妹は元夫の不倫が原因で離婚して、現在は内縁の夫と子供達(元カノの甥)と大阪で生活。

元カノ自身も結婚して1年後に別居開始、その後離婚。原因は元カノの不倫でしたが、周囲や私の夫とその関係者には「元夫の不倫が原因」と吹聴していました。
最低です。

元旦那様曰く、元カノの家族は離婚が連鎖する典型的な家系だったそうです。身近な人が離婚経験者だと自身も離婚に対するハードルが低くなると言いますが、その典型例かもしれません。

元カノがカナダに移住した後は、移住前にマッチングアプリで知り合った自動車販売会社を経営するバンクーバー在住の韓国人男性と正式に交際をはじめ、後に彼と再婚。子供はいません。

元カノの経歴

彼女の経歴も強烈なので簡単にご紹介します。

ー日本人男性との結婚と離婚ー
高校時代の先輩と数年の交際期間を経て結婚。元カノの不倫が原因で離婚。
外国人との出会い系サイトを通して複数の日本在住外国人男性と体の関係を持っていました。外国人(特に白人)が好みだったそうです。

そして離婚原因は元夫の不倫だと吹聴していた元カノ。本当に最低。

元旦那様から彼女の不倫が原因で慰謝料請求されたことが私の夫に発覚した際の言い訳は、
「元夫は離婚後に誰とも交際せずストレスが溜まっていたから、離婚後に嫌がらせで私に慰謝料を請求した」。
・・・全く馬鹿げた話ですよね。嫌がらせだけで慰謝料請求できる程日本は緩くないです!

このように元カノは恋愛関係のことで大嘘ばかりついていました。元旦那様のことを "I hate him." と語っており、どの口が言うのか状態。

対して彼女の元旦那様は明るく活発的。後に彼も元カノ(彼にとっては元妻)からの嫌がらせで悩むことになり、情報交換しながらお互いを励まし合う仲になりました。彼のことは先の記事でご紹介します。


ー先輩女性との出会いー
元カノが北米移住を志すきっかけになったのは同僚の先輩女性でした。
日本での勤務先の先輩が外国人の集まるクラブやバーに頻繁に顔を出す人で、彼女がとあるカナダ系バーに元カノを連れて行きました。そこで大勢の北米外国人や欧米に移住したい日本人達と知り合い、北米に移住したい気持ちが大きくなっていったそうです。
この先輩も白人男性が大好きで、後に日本在住欧州人男性と結婚。彼女も後に再登場します。


ー本格的に北米在住・出身男性の物色開始ー
元カノは元々北米への憧れが非常に強く(好きなドラマはゴシップガール)、最初の新婚旅行でハワイを訪れてから様々な人と話してみたいと思うようになり英語を学び直し始めました。先輩女性の影響もあり、カナダかアメリカに移住すべく、マッチングアプリや出会い系サイトで主に北米在住男性または日本在住の北米男性の物色を開始。元旦那様との離婚前から既に動き始めていました。

物色
狙うは白人か韓国人のみ!※元カノは韓国が大好き
日本人を除外した理由は、彼女曰く日本人男性は離婚歴のある女性を中古品と考え恋愛対象から外す傾向だから。確かにその傾向は少なからずありますよね...。彼女の離婚は自業自得なので同情はできませんが。これが北米移住を目指す理由の1つでもあったそうです。

この物色期に彼女と私の夫は出会いました。
私の夫と出会う前後も日本在住の北米男性とデーティングを重ね、北米在住の男性達に会いに渡航するアグレッシブさでした。


ーバンクーバー旅行時にカナダ移住を決意ー
出会い系サイトで知り合ったカナダのバンクーバー在住ルーマニア人男性に会いにバンクーバーへ旅行した際、English Bay Beachを訪れて「絶対にバンクーバーに住む!」と決意を新たにしたそうです。私は彼女の行動力だけは尊敬しています。
ちなみに、このルーマニア人男性はとても親切で、後に元カノの情報を惜しみなく提供してくれました

バンクーバーのEnglish Bay Beach。市民の憩いの場。
English Bay Beach

このバンクーバー旅行の後に私の夫に会いに1週間のシアトル旅行へ来ました。
ルーマニア人男性とのあれこれや夫と過ごしたシアトルでの話は次の記事でご紹介。


ー男性物色を継続ー
私の夫と元カノの交際期間は1年弱でした。その間、カナダに移住できなかったら夫を足掛かりにアメリカ移住すべく画策していたそうです。
しかし夫との交際はあっけなく終了。他の男性達とも友達の枠を出ることができなかったため、この時期に新たに北米在住男性数人、そして念のためかチェコ人男性とも知り合い関係を深めようとしましたが全員体だけの関係で終了。

元カノは彼等に会いに何度か北米へ渡航しており、彼女の粘り強さが発揮されました。
この粘り強さが6年半も私へ嫌がらせする原動力になったのかもしれません。


ーワーキングホリデーでバンクーバーへー
念願叶いカナダのワーキングホリデービザを取得し、綿密な移住計画を立てて数年前にバンクーバーへやって来ました。

カナダ滞在中に自力で永住権を取得できなかったときの保険として、移住前からマッチングアプリでバンクーバー在住の韓国人男性と知り合い、カナダに来てすぐに交際開始。彼は勿論カナダ国籍取得済み(便宜上、彼のことは韓国人とします)。
自力での永住権取得を目指しつつ結婚による取得も視野に入れて動き始めました。

ワーホリ中はバンクーバーのとある小売店でフルタイム勤務を開始。
ワーホリビザが切れるとカナダ滞在を継続するために学生ビザに切り替え、ビジネス専門学校で1年間ビジネスマネジメントを学びつつ同じ小売店の別店舗で勤務を継続。

彼女の計画では勤務先にサポートしてもらい就労ビザを取得して更にカナダに滞在する予定でしたが、残念なことにサポートは得られず、学生ビザ失効直前に韓国人彼氏に「ビザが切れるから結婚してほしい!」と懇願して結婚による永住権申請を開始することにしました。
学生ビザ失効と同時に小売店は退社。


≪勤務先のビザサポートが得られなかった理由≫
この話は完全に余談ですが、元カノの無知さが顕著に表れる話なのでご紹介します。
インスタグラムのアカウントを巡る話です。
彼女が勤務していた小売店本部はインスタグラムで公式アカウントを開設していました。けれど学生ビザで勤務していた小売店の店舗にはそれがありませんでした。そこで良かれと思ったのか、なんと元カノは無断でその店舗のアカウントを作成。

アカウント作成後は店の商品の投稿をしていましたが、投稿文やハッシュタグ等で自分のことや考えを加えたり、自分好みの人物をフォローしたり等、企業アカウントとしての意識が皆無でした。
元カノが使用したハッシュタグ一例
#バンクーバー生活 #バンクーバーワーホリ
#バンクーバー移住後にヨガ始めたよ #健康意識高い系 #とか言って全然やらんけど #ダルい

元カノはまともな社会人教育を受けたことがなく、自分の行為が常識外れだとは全く思わなかったそうです。
作成から2週間経った頃、彼女が小売店本部の公式アカウントをフォローしたところ、許可なく店舗のアカウントを作成して私用利用していたことが本部の知るところとなり、キツいお叱りとアカウントの即時削除を言い渡されました。
これはあたりまえで彼女が無知なだけです。その後も彼女は本部に対する文句をずっと口にしていたそう。そこは彼女を解雇しなかった勤務先の恩情に感謝すべきですよね...。

これが原因で元カノは勤務先からの信用を失い、就労ビザのサポートも断られたそうです。
この一件は元カノと同じ店舗で勤務していた日本人が教えてくれました。
これも余談ですが、元カノの性格が非常に悪く、同僚の日本人は全員彼女に嫌悪感を持っていたと聞きました。
.....うん、想像できます。


ー結婚後の生活ー
永住権申請中は旦那様が経営する自動車販売会社の手伝いをして過ごし、永住権取得後も継続しています。
元カノは以前大の子供嫌いでしたが、甥っ子達の可愛さに目覚め「子供ほしーい!(>_<)」と切願していました。残念ながら彼女の不妊体質が原因で現在も子供はいません。
永住権を無事取得した今はとあるカナダの田舎町で旦那様と暮らしています。


以上が簡単な彼女の経歴です。
余計な情報まで長々と紹介してしまい失礼しました。

夫と元カノの出会い

さて、ここからがいよいよ本題。
夫と元カノとの出会い編、またの名を「全ての元凶・始まり編」。


夫は元カノと出会う以前から仕事を通して日本人の友人を作っていました。彼等を通して日本に興味を持ち、彼等に会いに訪日したこともあります。

この夫の訪日時に夫と元カノは出会ってしまいました。
(あーのひ あーのとき あーのばーしょーで~♪ という例の古い歌がピッタリ)

出会ったのは大阪。元カノがカナダのワーホリビザを取得する前の男性物色期の話です。
当時元カノは大阪駅付近で勤務していました。夫と日本人の友人がエキマルシェ大阪内のが〇こ寿司に入店しようと立ち話をしていたところ、そこを通りかかった仕事帰りの元カノが声をかけたのが出会い。
彼女の第一声は夫に向けての

「あのー、もしかしてアメリカ人ですか?」(キラッキラッした顔で)
キラキラ
夫がアメリカ人だと分かるとキャー!と手を叩いて喜んだそうです。さすが北米男性しか興味ない元カノ。(この話を聞いたとき「( ´_ゝ`)フッ」の顔文字が頭から離れなかった

彼女は英語が得意ではなかったので夫の友人が通訳になり話を進め、これも縁だと一緒に食事することにしたそうです。というより元カノが「ご飯一緒に食べましょう!いいですよね??」と強引についてきた。
店内では彼女から夫への怒涛の質問タイムで、居住地、家族構成、学歴、職歴、資格、趣味等を沢山聞いてきたとのこと。
✕ 質問
〇 品定め

そこで元カノのお眼鏡にかなったらしく、彼女は夫と連絡先を交換。そのとき夫の日本人の友人は無視。さすが北米男性しか興味ない元カノ、ブレません。そればかりか通訳してくれたことへの礼も一切なかったそうです。最初から最後まで夫のことしか見ていなかったとか。。

その日はそこで別れ、夫は日本観光を終えアメリカに帰国。
その後も元カノと連絡を取って関係を深めていき、元カノに会いに夫が再度大阪へ来たり、元カノが2度シアトルに来たこともありました。
これらの詳細は次の記事で。



以上が簡単な元カノの紹介と私の夫との出会いの物語です。なんだか元カノの人生紹介みたいになってしまったのが不覚。
元カノのとんでも行動は次回以降の記事で明かしていきます。

次の記事でもお会いできたら嬉しいです。ご覧くださりありがとうございました。



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