軽_Isibloom
おなじみ、コストコのキッチンペーパー上での撮影(笑)


子宮内膜症の治療で大変お世話になった超低用量ピルのヤーズフレックスですが、金銭的な事情等により生活拠点のあるアメリカのピルに変えるため服用を終えました。
全部で18シート(厳密には18シート目の途中まで)を飲み終え、これまでの効果、副作用、連続服用日数を纏めて公開します。

ヤーズフレックスを服用予定の方や服用中の方の助けになれれば幸いです。

前回の記事↓


超低用量ピルを服用し始めたときの記事↓




ピル服用中の体調(18シート分)

子宮内膜症の痛みから救ってくれたヤーズフレックス。そんなヤーズフレックスを18シート服用しての体調・効果を纏めてご紹介します。

効果
・経血量が減少
・生理時以外の下腹部痛の頻度が激減
・下腹部痛の緩和
・口内炎の頻度が減少

副作用
・血圧の上昇
・性欲消滅

残念な点
・肌荒れ(顔と背中のニキビ)には効果なし
・性交痛あり
↑前回の記事と同じ内容です。
それくらい効果は安定しており、以前服用していたルナベルULDとフリウェルULDがいかに自分との相性が悪かったのか実感しました。
なお、残念ながら副作用と残念な点も安定して存在していました。

詳細説明は前回の記事と被るため今回は省略しますが(是非前回をご覧ください)、ここでも言いたいのは、ヤーズフレックス服用前まで酷かった下腹部痛の頻度と痛みが嘘のように激減したこと。これが一番嬉しかった効果です。
毎日襲ってくる下腹部痛と、年1回発生するのたうち回る程の下腹部の激痛の両方から解放され、「激痛がいつ来るか、外出中に来たらどうしよう」と怯える必要もなくなり精神的にも安定しました。
最初からこのピルに出会いたかった!

ピルの効果は人によって異なるため、上記はあくまで私の場合の効果と副作用です。ルナベルULDとフリウェルULDで効果を感じている方も大勢いらっしゃいます。

消退出血が起こるまでの日数

私のヤーズフレックス服用方法は最大120日間連続服用して4日間の休薬期間を取るものです。
最大120間連続服用可能とありますが、果たして実際はどこまで服用できるのでしょうか。
一個人の記録ではありますが、消退出血が起こるまでの日数(連続服用可能日数)を18シート分公開します。

下図は、服用1日目から休薬期間に入るまでの日数(期間)を1サイクルとし、最も出血した際の量がどれ程だったのかをナプキンの長さを用いて表します(消退出血の最大出血量)。

ヤーズフレックスの表3

サイクル毎の連続服用日数の平均は49.5日。
1歩進んで2歩下がるかのように体が適応していったように見て取れます。
服用日数を重ねていけば更に連続服用日数が伸びたかもしれません。

残念ながら100日以上連続服用できたことはありませんでした。それでも60日以上出血がないときは非常に快適で生活の質が上がり大変助かりました。

出血量は、2サイクル目までは体が適応していなかったせいか大サイズのナプキンが必要でしたが、3サイクル目以降は基本的に21cmナプキンでカバーできる量で、偶に25cm程度必要なときもある、という具合に落ち着きました。
17cm程の大き目のおりものシートでも大丈夫か試してみましたが、さすがにそれでカバーできる量ではなくナプキンが必要でした。

ヤーズフレックスから別のピルへの変更方法

こんなにも相性の良いピルを何故変更するのかについて。
冒頭と前回の記事で少しお話ししたのですが、以下の点から生活拠点のあるアメリカのピルへ変更することにしました。

・ヤーズフレックスはアメリカで処方されない
・日本では自費負担で購入するため高額(アメリカの保険ではピルは無料処方)
・副作用で血圧が上昇したまま戻らない
・副作用の「性欲消滅」が夫にとっては大問題(私にとっては全く問題ない...)


本記事投稿時点では既にアメリカのピルへ変更しています。

ヤーズフレックスから別のピルへ変更したいときは、4日間の休薬後に新しいピルの服用を始めます。
いつもと同じように、3日間連続した出血があれば翌日から4日間休薬。休薬期間が終わったら新しいピルの服用を開始。とてもシンプルです。

今後の予定

現在はアメリカで処方された Isibloom というピルの1シート目を服用中です。1シート飲み切ったところで服用記録を投稿します。

そして、アメリカで更に別のピルへ変更するかどうかも検討中です。現在のピルを数ヶ月服用して様子を見てからにしたいため、医師に相談しに行くにはもう少し先になりますが、これに関してもいずれ投稿します。


それでは今回はここまで。
未だにヤーズフレックスへの未練がありますが、気持ちを切り替えて痛みの少ない生活を過ごせるようアメリカでもピル探しを頑張ります。

ご覧くださりありがとうございました。次回に続きます。



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